前林商店はてつくずのスクラップを主な事業として会社がスタートしました。私の祖父が戦後の資源が必要な時期にてつくずを集めリサイクルする事業をはじめ、続いて父の代になりスクラップにつながる事業として解体工事をてがけることとなりました。現在では解体工事が事業の主軸となり、家の取り壊しから廃棄物のリサイクルまでワンストップサービスを提供しています。

私たちが普段こころがけているのは、仕事を楽しみながらいかに安全に工夫をしていけるかと言う点です。解体工事は現場での過酷な作業となります。 夏場の日中は炎天下での作業が当たり前ですし、現場の作業にも重機の安全確保など様々な注意が必要です。このような状況で無理をし事故を起こしてしまえば、お客様だけではなく近隣住民の方にも多くのご迷惑をかけることになります。当たり前ですが、安全第一は欠かせません。その上で、同じ作業を淡々とするのではなく、どのようにすればいかに効率的に作業を進めることができるのかと言う工夫を常にこころがけています。その結果、様々な用途に対応した特注の車両や廃棄物の合理的な処理方法など多くの成果が生み出されています。

事業を進める中いつも感じるのは、多くの方々に支えられているという感謝です。
まずはお客様。様々な解体業者がいる中で弊社を評価し選んでいただき、工事をしていただいた。そうした方のご理解とご協力のおかげで事業がなりたっています。
そして社員。私自身若い頃から組織を引っ張ってきましたが、人間的な至らなさを感じることはたくさんありました。ぶつかることもありましたが、そんな私を信頼し成長するきっかけを与えてくれた社員にも感謝しています。
最後に妻。２０で結婚してから２０数年、同じ職場で働きいつも陰で私のことをささえてくれました。そんな彼女の存在にも感謝をしています。

今後の展望として夢はおおきく膨らみます。廃棄物の収集運搬・解体工事に引き続き、つぎに手がけたいのは廃棄物の中間処理です。コンクリートや木材なども自社で処分することができれば、より質の高いサービスを提供できるようになります。そしてよりよい企業として発展していきたいと思います。