2013-11-23
豊川市木造2階建解体工事のご紹介です。
まずは、現場状況の把握と施主様同伴で近隣挨拶をして工事予告をします。
解体工事は、養生をしっかりしていても埃や騒音、工事車両の出入りなどで近隣の住民の皆様にご迷惑をかけることが多々あります。ご近所様への信頼を築き、後々のトラブルを防ぐためにも近隣挨拶は欠かせません。
その後、着工前にスタッフ全員で段取りを打ち合わせします。
段取りの打ち合わせでは工事順序の打ち合わせも必要ですが、それ以上に、周囲の道路の使用状況、重機の搬入時期、解体作業で出る廃棄物の分別と搬出方法、また、その廃棄物を一時保管しておく方法などもしっかりと打ち合わせをします。
そして、いよいよ工事に入ります。
まずは、足場を組んでから養生シートを貼り解体時の埃の飛散を防ぎます。
手作業ではずせるものは取り外し、壊せるところは重機を入れる前に壊しておきます。そうすることにより、重機を入れた際には滞りなく解体作業に入ることができるからです。
住宅の周囲の配管や電気の配線なども、先に取り外します。
取り外した物(屋根材・窓ガラス・サッシ・畳・内装材・他細かい装飾品や設備機器関係等)は、リサイクル法に基づき品目別に仕分けしそれぞれの処理場へ運搬します。
細かい箇所の解体が終了したあとは、いよいよ重機を搬入しての解体となります。
屋根を取り外した上部から取り壊します。
気をつけなければいけないことは、一気に乱暴に解体すると周囲にかなりの細かい埃が舞い上がったり、解体物が飛び散ったりと危険が伴うので、放水しながら、慎重に解体を進めていきます。
外壁のモルタルや防火壁、柱などの上物を解体し、廃材を運搬用トラックに積み込み、その後、基礎部分の解体工事にかかります。
基礎部分については、鉄筋とコンクリートの地中の廃棄物なので、取り残しが無いように進めていきます。コンクリートの場合、重機の刃を替えて砕くように取り除いていきます。
コンクリート殻は再資源化施設へと運搬し、解体工事完工とします。