2014-7-11
今回は、愛知県豊川市中条町 木造2階建て住宅解体工事のご紹介です。
こちらの現場は周囲を住宅に囲まれた閑静な住宅街です。住宅街ということと、周囲に住民の方が生活しているということを考慮し、埃の対策と騒音問題の影響を考えての作業となります。
現場の詳細の把握と、施主様同伴で近隣へ、ご迷惑をおかけすることへの謝罪挨拶や工事の日程をお知らせ等の挨拶を行います。
まずは、工事の段取りの打ち合わせを行い、解体する時に周囲の家に影響が出ないように養生をしっかりすることに注意します。
また、住宅だけではなくブロック塀の撤去もありますので、道路に面した場所の解体作業は、通行する車両に気を付けることを現場の作業員にも徹底します。
最初に、住宅の周囲の配管や電気の配線などを取り外します。
それから、家屋の周辺に足場を組み、養生シートを貼り、解体時の埃の飛散を防ぎます。
家屋の解体に伴い、手作業ではずせるものは取り外し、壊せるところは重機を入れる前に壊しておきます。そうすることにより、重機を入れた際には滞りなく解体作業に入ることができます。
取り外した屋根材、窓ガラス、サッシ、畳、内装材の他、細かい装飾品や設備機器関係等は、リサイクル法に基づき品目別に仕分けしそれぞれの処理場へ運搬します。
細部の取り外しが終わると、植栽の撤去とブロック塀の取り壊しに入ります。ブロック塀は、道路側に倒れると危険ですので、内部に向かって倒していきます。基礎と同じく、鉄筋とコンクリート殻が出ますので、再資源化施設へと分別します。
ブロック塀の解体が終わると、いよいよ重機を搬入し本体の解体に入ります。埃を防ぐため、放水しながら上の方からゆっくり壊していきます。
家屋の解体及び基礎の解体が終了したところで、周囲の清掃を行い、道路に廃棄物が落ちていないかどうかの確認を行い終了となります。