豊川市 ガラス温室 解体前
今回はガラス温室の解体作業の紹介です。
まずは現場の状況を把握します。スタッフ全員で打ち合わせを行い、段取り等確認します。
今回の場合はガラス温室の解体撤去ということで、細かいガラスの破片が周囲に飛散しないよう養生を徹底します。
工事の日程、段取り等の打ち合わせの後には、お施主様も一緒に、ご近所への挨拶回りです。
埃や騒音等、トラックの搬入・搬出でご迷惑をおかけすることもありますので、日程等と合わせてご挨拶をし、騒音や埃がなるべく出ないよう養生することをお約束します。
解体工事に着手するとまずは手作業で、ガラスを取り外し、運搬用トラックに積み処理場へ運びます。鉄類はトラックにつめる程の大きさに切断し、撤去します。
周囲の灯油タンク、金網フェンスや門柱、周囲の樹木を撤去します。
灯油タンクは、内部に灯油が残っているときにはまずは灯油を処理し、タンクを撤去します。
金網フェンス、門柱などは金属が使われていますので、それらをトラックに積み込める大きさに切断します。
基礎部分も掘り起こし、コンクリート材と鉄筋材に分けたうえで、決められた再資源化の施設に運搬します。
掘り起こした土にコンクリート殻、ガラスの破片や鉄のパイプなどが混じっていないか確認してから、元の場所に埋め戻し、キャタピラで土地を締め固めて、工事完了となります。
豊川市 ガラス温室 解体後
ガラス温室の本体及び基礎部分の解体工事が終わりました。
付属物である金網フェンスや金属門柱、灯油タンク、植栽である樹木や雑草等も撤去し、それぞれの材質に合わせて分別し、廃棄処理を行いました。
今回の工事では、材質のメインがガラスということで、周囲にガラス片が飛散しないよう養生を徹底し、手作業で一枚一枚丁寧に金属枠から外して処理を行い、トラックで決められた再資源施設へと運搬いたしました。
ガラスの他にも、ガラスの枠組みや内部の煙突に使用されていた金属材料を再利用施設へと運搬し、上物の温室部分は撤去いたしました。
次には基礎部分です。重機を搬入し、コンクリート部分を細かく砕いてから撤去します。
コンクリートと鉄筋ががっちりとくっついているので、引きはがすのはかなり手間ですが、ここを分別しないと廃棄物処理場、もしくは再資源施設への持ち込みはできません。細かい作業ですがしっかりと材質ごとに分けます。
基礎の解体工事が終わったら、掘り起こした土に解体殻が混じっていないかどうか、熊手のような道具で確認し土をならしていきます。
最後にキャタピラで土を踏み固め、整地します。
写真はキャタピラで土を固め整地にしたときの様子です。
ここまで来られたのも、ご近所の皆様の温かいご協力があったからです。本当にありがとうございました。お陰様で無事完工しました。