2013-11-12
豊橋市 木造平屋解体工事完工しました。
今回は閑静な住宅街の平屋の解体工事でした。
写真は基礎部分の解体工事を終え、掘り起こした土をキャタピラで固め整地にした時の様子です。
今回の解体工事で重要だったことは、閑静な住宅街の工事ということで、騒音の問題と基礎解体時に起こる地盤の揺れの問題でした。
工事の時間帯を日中の一定の時間とし、その旨をあらかじめ周りの住民の方々に説明をして理解していただけるよう努力しました。
また、重機を使っての解体規模をなるべく小さくし、ゆっくりと丁寧に作業をすることで音の大きさを抑えました。
基礎の解体時にも、細かい動きでの破砕を繰り返して基礎を掘り出しました。
基礎を掘り出した後は、土中に残廃棄物があってはいけません。ここからは再度手作業となります。
熊手のような、土の中を細かく探ることのできるものを使い、土を均しながら丁寧に探索していきます。
機械で掘り起こしたものなので、結構な残留物があります。
たいていは基礎の残りや鉄筋の残りなのですが、やはり木材の残り、かすがいなどの鉄板の残り、釘やその他さまざまなものが出てくる場合があります。それらを一つ一つ取り出し、分別し、各廃棄物の処理場へと運搬します。
残廃棄物を取り出した後には、キャタピラでの土地の踏み固め作業を行い、整地します。
解体工事中は隣接している住宅や塀にも影響を与えてはいけません。足場を組み、養生をしっかりとして傷をつけることなく完工することができました。
ここまでにするには、ご近所の皆様のご協力が不可欠です。
この度は、誠にありがとうございました。