2013-11-9
愛知県安城市 木造2階建解体工事はじまりました。
まずは現場状況の把握です。解体工事の際、お隣さんとブロック塀を共有していないか、お互いの認識のすり合わせが必要な場合がありますのでご注意下さい。建物以外にも解体する物がありますが、どれを解体し、どれを残すのかの打ち合わせも必要になってきます。
ブロック塀も残す場合と、同時に解体してしまう場合があります。お互いの意思の疎通及び顧客が何を求めているのかを正確に把握する事も大切です。
解体する物を正確に把握しましたら、スタッフでの段取りの打ち合わせに入ります。
打ち合わせでは工事順序の打ち合わせも必要ですが、それ以上に、周囲の道路の使用状況、重機の搬入時期、解体作業で出る廃棄物の分別と搬出方法、また、その廃棄物を一時保管しておく方法などもしっかりと打ち合わせをします。
土地が狭い場合には我社の一時保管場所に保管し、そこから廃棄物処理場に運搬します。
着工前には施主様同伴で近隣挨拶を行い、工事予告をします。
解体工事は埃や騒音の問題、工事車両の搬入・搬出による道路使用の問題などがありますので、ご近所への挨拶でできればいつまで工事にかかるかを説明しておくと理解がより得られるでしょう。
そしていよいよ着工です。まずは足場を組み養生シートを貼り、解体時の埃の飛散を防ぎます。手作業で解体できるところはできるだけ先に取り外し(屋根材・窓ガラス・サッシ・内装材などです。)、リサイクル法に基づいて品目ごとに仕分けし、一回に出る量が少ない場合には一時保管場所に保管し、それぞれの処理場へと運搬します。
次に重機を搬入し建物本体を壊していきます。この建物の1階は倉庫(車庫)状の空間になっていて、柱等も少ないので、2階を解体するときに重量をかけ過ぎて1階がつぶれないよう、注意しながら解体します。
弱い建物の場合には力のかけ方に注意して、段取りと違うところが崩れて隣家にご迷惑を掛けないよう細心の注意を払います。