2013-11-9
愛知県安城市 木造2階建解体工事完了しました。
今回の建物は建物の1階が車庫上になっていたため、解体時の倒壊に注意しながらの工事でした。
上物を撤去し、廃材を分別してそれぞれの処理場に運搬します。
上物解体が終わると、基礎部分の解体にかかります。
重機の刃を替え、コンクリートを粉砕するように作業を進めていきます。
土を掘り起こし、コンクリート殻と鉄筋材を砕いて取り出します。取り出した基礎材はコンクリートと鉄筋に分別処理をします。解体したコンクリート材と鉄筋材はリサイクル法によって特定建設資材廃棄物となり、再資源化が義務づけられていますので、決められた再資源化の施設に運搬します。
基礎材を掘り起こした後は、余分な廃棄物が残っていないかを確認しながら、取り残しが無いように作業を進めていきます。
少しでも残っていると次に土地を利用する時の支障となりますので、熊手のような道具を使い、手作業で細かいコンクリートの破片や鉄筋材、配管材や金属片などを探して取り除いていきます。
残廃棄物をすべて撤去した後は、掘削した部分を土で埋めて均します。
その後、キャタピラで土を踏み固め、整地します。写真はそのときの様子です。奥の方から踏み固めていき、手前はまだ土が軟らかい様子が見えます。
最後に、埃や車両の出入りで汚れてしまった周囲の道路を清掃し、引渡しとなります。
ご近所の皆様、ご協力ありがとうございました。
お蔭様で、無事に完工する事ができましたことを感謝いたします。