集合住宅・ビルの解体工事について
アパート・マンションなどの集合住宅やビルの解体は、建物が大きいため大型の重機を使った解体工事になることが多いです。そのため工期が長くなり、騒音や粉塵などでご近所様にご迷惑が掛からないように対策が必要です。安全面にも配慮した工事が求められます。
私達は大型物件の解体実績も豊富にありますので、スムーズな工事を行うことが可能です。
お見積もり前に確認しておくこと
お客様のほうでお見積り前に以下の項目をご確認頂きますと、お見積りがよりスムーズに、より詳細になります。
もちろん、これらの項目について全て分からなくて大丈夫です。分かる範囲で良いので教えてください。不明な点は私達が現場で確認します。
確認事項 | 確認内容 |
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建物の所有者について | 解体する建物が複数の所有者がいることがあります |
解体する範囲について | 隣地とのブロック塀などどこまでが所有物で解体する範囲かご確認お願いします |
近隣に特別な配慮が必要な場所・人の有無について | 工事中は騒音や振動などが発生するため |
建物内残置物の処分をどうするのか | お客様で処分を行う他、私達がお手伝いすることも可能です |
図面、謄本について | 木造や鉄骨造など建物の構造等 |
工事時期について | 直前の依頼では難しい事もあるので、余裕をもってご依頼ください |
井戸、浄化槽について | 井戸や浄化槽があるどうか教えて下さい |
電気、ガス、水道の使用状況 | 使用しているかどうか、管があるかどうか |
解体後の使い方 | 売却・建替え・駐車場など |
近所で解体を行った方がいれば、その状況について | 地中埋設物があった場合や近隣からクレームがあった等 |
地中の杭があるかどうか | 建物が大型だったり、地盤が弱い地域だったりすると、杭打ちをしている可能性があります |
アスベストがあるかどうか | アスベストが有無について調査や特別な処理を行う事で、費用がかかる可能性があります |
火災家屋、空き家の解体工事もお任せ
火災家屋や空き家の解体工事も私達に任せてください。
全焼した建物でも、基礎や外構の撤去は解体業者に依頼しないと難しいです。
私達は火災家屋の解体も経験が豊富にありますので、注意すべきポイントを押さえた中で作業を進める事ができます。
空き家の解体工事は、自治体から補助金を受けることができる地域もあります。
補助金制度がある自治体や制度の基準に該当するかどうかについても、私達にお気軽に聞いてください。
集合住宅・ビルの解体工事の流れ
1.ライフラインを止める
電気やガスなど生活に必要なライフラインは止める必要があります。解体工事に入る前に、各会社に停止する連絡をしてください。また、水道については工事中に使用しますので、そのままにしておいて大丈夫です。
2.近隣へのご挨拶と各種届出
工期が長くなるので、ご近所様へのご挨拶は丁寧に行います。お客様と私達で一緒に伺うことが難しければ、私達だけで伺わせて頂きます。ご近所様へは工事のご挨拶やスケジュールをご説明します。
3.足場と養生
足場を組み、建物を養生シートで覆います。養生シートで覆う事で、粉塵や騒音を防止する事ができます。
4.屋根材や内装材などを撤去
建物の内部にある畳や窓ガラス、石膏ボードなどの内装材は、重機を用いる前に手作業で取り外します。廃棄物は分別してリサイクルする必要がありますので、分別をしながらの作業になります。
5.重機の搬入
重機を搬入する際は、近隣の住宅等に傷をつけないように慎重に行います。
マンション等の大型の建物の場合は、クレーン車で重機をつり上げ屋上に乗せ、上から解体を行うこともあります。
6.重機で解体
一般住宅用よりも大きな重機を使用しますので、技術力が試されます。小さなミスでも大きな事故になることもありますので、安全・確実に解体を行います。
7.基礎の解体
建物の解体後は、コンクリートの基礎が残ります。
建物と同様にコンクリートと鉄筋を区別しながら作業を行います。
8.整地
解体で発生した廃棄物の破片等を取り除きます。大型の建物を解体すると、基礎を抜いた後に大きな穴ができることもありますので、重機で平らにならして穴を埋めます。
基礎もなくなった後は、解体で発生したコンクリートの破片等を取り除きながら、土地を平らにならしていきます。